ごあいさつ

 弊社は1968年(昭和43年)の創業以来、一貫して集合住宅と“まちづくり”に関わる計画・設計及び工事監理を中心とした業務に総合的に携わってきた建築設計事務所です。

 創業当時の時代背景としては、大都市圏への人口集中も相まって、社会問題となっていた住宅不足解消の量的要求に応えるため、日本住宅公団による大量建設がありました。昭和40年代の公団住宅建設戸数は32万戸であり、特に昭和46年は賃貸住宅だけで約6万戸と最大でした。それから、暫時、高度経済成長化での住宅不足が解消されていき、昭和50年代には住宅不足解消から居住水準の向上へと社会的要請は変遷していきます。

 弊社は、その住宅の大量供給の時代からの要請に寄り添いながら、創業からこれまで約50年に亘り、人と地域社会を繋ぐ“団地”という高密度な都市住宅地での住宅建設や再生において、その監理や設計の経験を豊富に積み、「監理業務」と「設計業務」が事業の主な柱となって事業展開してまいりました。近年では、集合住宅の大規模改修やリニューアル業務に加え、既存建築物の耐震改修等の業務にも積極的に取り組んできているほか、震災復興事業の一環である災害公営住宅の建設業務にもご協力させていただいております。

 監理本部においては、特に第三者監理と呼ばれる監理業務に、経験豊富な人材を全職種において揃え、一貫した確かな監理業務を提供してきております。また、設計部においては、特に集合住宅の実施設計において、施工管理にも使えるレベルの、落ちのない精緻な実施設計ができる人材を揃え、職人肌の建築設計業務を提供してきております。

 しかしながら、昨今の設計業務の分野は、ランドスケープ設計・色彩計画・サイン計画・環境照明設計など、多岐に及んでおり、専門家との協働なくしては高品質な設計を納めることが至難となっています。設計部門では、懐広く知見を広げ総合的にマネジメントできる能力を備えていくことが、今後の課題と考えているところです。また、建物用途を住宅に限定せず、機会があれば他用途の建物の「設計」「監理」に、積極的に経験を積み実績を重ねていきたいと思っております。

 今後とも、弊社ならではの技術力を活かした「人財と品質」を標榜し、更に育て高めていきながら、設計事務所として社会的責任を果たすべく、長年培ってきた知識・経験を活かし、常に研鑽を重ね、皆様方のご信頼とご期待に貢献できるよう、全社一丸となって努力を続けてまいりますので、なお一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2018年2月
株式会社 集研設計
代表取締役 佐藤文昭

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